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蒔絵技術

高蒔絵(たかまきえ)

高蒔絵は、透明漆に油煙やベンガラ、石黄などを大量に混ぜた高蒔漆や、炭粉を使い、漆下地の上に蒔絵をする部分だけ、高く盛り上げます。
さらに、盛り上がった部分の上に浮き彫り状に平蒔絵を施し、立体感を出す技法です。

平蒔絵(ひらまきえ)

漆下地の上に、漆で絵や文様、文字などを描き、金、銀、すず、色粉を蒔いて乾燥させます。仕上げに蒔絵の部分だけに透明漆を、摺り漆で塗って固定させたものが平蒔絵です。

研ぎ出し蒔絵(とぎだしまきえ)

蒔絵の上に、透明漆や黒漆、彩漆 (いろうるし) を塗り、乾燥させます。
乾いたら、木炭で蒔絵面までとぎ出し、さらに摺り漆を塗り、油と砥粉 (とのこ) などで磨き、下の文様や金、銀粉などをおぼろげにあらわす技法です。

螺鈿蒔絵

表面に漆で絵や文様、文字などを描き、それが乾かないうちに金や銀などの金属粉を「蒔く」蒔絵の技法と、夜光貝、アワビ貝などを文様の形に切り透かしたものを貼ったり埋め込んだりする螺鈿(らでん)の技法を合わせたものを螺鈿蒔絵といいます。

 
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4つの工程

それぞれの蒔絵は、最低4つの工程からなります。

① 漆抽出、②手描き・塗り③ちらし・研ぎ出し④漆上塗り

 
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蒔絵用の道具

蒔絵を施す際に、有名な2つの道具(粉筒・爪盤)が使われます。
金粉等の粉ものや青貝粉を蒔く時に使用する竹製の筒状の「粉筒」。
べっ甲製の小型パレットで,親指にかけ,その上に絵漆を出し,筆につけて描く「爪盤」。

 

蒔絵を描く場所

 
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エボナイト

 
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木の表面

 
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レジン